みゃいころりんのお部屋

ご飯と一人旅、ときどきミニマリスト

あるはずのものがない!?

f:id:allfreelife:20160829220824j:plain

こんにちは。みゃいころりんです。

皆さん、元気にご飯は食べれていますか??

 

前回まで、副腎疲労と低血糖症の話を書きましたが、今回は、婦人科系疾患の話です。

 

 

allfreelife.hatenablog.com

allfreelife.hatenablog.com

 

 

私の排卵日記は11回

 

さて、女性の皆様にお聞きしますが、毎月の月経というものはちゃんと来ていますか?

 

私は、月経というものをほとんど経験したことがありませんでした。

中学生のときに、3回くらい(中2で2回、中3で1回)、高校生・浪人のときは0回。

後でお話ししますが、自力(?)での月経というのは、大学生で3回くらい、大人になって10年くらいでだいだい5回くらいです。

 

初めての産婦人科

高校卒業して、一浪して、大学に入るちょっとくらい前のときに、「これは女として、まずい」と思い、母親に相談しました。当時は、食事のこととか、生活のこととか、メンタルのこととか全然知りませんし、体重も40kgなかったですし、学校や受験勉強のストレスがかなり溜まっていたし、思い出して考えるとそういう状況もいたしかたなかっかのなと思います。

 

母親に、生理が来ないから、病院に行きたい。」とお願いすると、「あんた、まさか、出来たんじゃないの・・?」私「え?(ポカン)」。生理もないし、できるわけないんですけど、とりあえず、保険証を借りて、一人で産婦人科を受診しました。血液検査をし、診断結果はストレスからくる生理不順、中容量ピルのプラノバールを2週間分処方されました。

 これで大丈夫といそいそと服用にはげみ、酷い副作用に襲われ、トイレで何回も吐きましたが、3週間後に、無事に生理キター!となったのを覚えています。

 

排卵誘発剤卵巣過剰刺激症候群になりました

 受験のストレスからも開放されたし、月経もきたし、これで次からは大丈夫だと思っていましたが、それから3ヶ月、また来ません。

ストレスからも開放され、体重もいい感じで増えていました。

でも、原因は自分でも分からないし、同じことの繰り返しは嫌だからとりあえず、別の病院に行きました。そこで処方されたのは、クロミッド排卵誘発剤ですね。ハタチもいかない小娘が薬の作用副作用を熟知して服用するわけでもなく、「前と違う薬だ。今度は治るかも」って希望を持つわけです。そこでまた服用をするんですが、副作用が辛い、辛い。とにかく、おなかが痛くなるから、また病院に行くわけです。

エコーで腹部を見ると、卵巣が腫れているし、腹水が溜まっている。クロミッドによる、「卵巣過剰刺激症候群(OHSS)」でした。妊娠を希望しないときは排卵誘発剤なんか、安易に飲むもんじゃないと思いました。ドクターが色々考えた結果、またプラノバールに落ち着くわけです。

 

 

不正出血とカンジダ

 薬を飲むと生理が来る→しばらく何もないまま放置する(3ヶ月くらい)→病院に行く→薬を飲むと生理が来るというループで普通に生活をしていましたが、今度は、だらだらと小量の不正出血が続くようになりました。ひどい時は1カ月以上も続くように。その出血がくると病院で薬をもらい、出血を止め、一度月経を来させるようにするのですが、2週間くらいするとまた少量の出血が始まります。

出血が続くようになると、下着の中の事情も悪くなるようで、たびたびカンジダ症を発症するように。カンジダを発症すると1週間くらいは毎日病院に行って洗浄と処置をする必要があり、当時、学生だった私は、産婦人科に入り浸っていました。

 

ドクターショッピング

そこから、私のドクターショッピングが始まりました。近所にある、ありとあらゆる産婦人科を受診しました。多感なお年頃だった私は、「生理なんていらないよ~。辛くて辛くてしょうがない」という周りの人や、無理解な母親に悩みを打ち明けることなんてできず、ただ、新しいドクターさんに診察を受けに行く、ドクタービッチと化していました。

 

ある日訪れた病院の女医さんに「月経なんて何年もなくても別に問題ない。今妊娠を希望しているわけでもないのになんで来たの?」と言われたことをよく覚えています。当時ネット調べた「3カ月月経がないことを放置していると、将来不妊になります」との情報を信じていた自分としては、頭が大混乱でした。女医さんのきつい物言いに悲しくなったことと、混乱した記憶が混ざって、今でも、産婦人科の女医さんは苦手です。

 

多嚢胞性卵巣症候群でした

 また、ある日の訪れた大きな病院で、「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」だということが分かりました。エコーで自分の卵巣見たときこれはダメだ~と思いました。左右の卵巣にみごと20個づつくらいのネックレスサインが出ていました。当時、色々なストレスで体重が60kg以上まで膨れ上がっていた私は、まず痩せることを指導され、合わせて当帰芍薬散が処方されました。でもほとんど効果を感じず、予約が取りにくい病院だったので、2カ月くらいで行くのをやめました。

 

カウフマン療法

 最初の病院に戻り、プラノバールで様子を伺っていましたが、就職でその地を離れることになったので、紹介状を書いてもらい、新しい病院に行くことになりました。

そこでこれまでの経緯を話し、血液検査をしたところ、「ホルモンの量が少ないので、カウフマン療法をしましょう」と。

カウフマン療法とは、女性ホルモンのエストロゲンプロゲステロンを本来の周期っぽいタイミングで取り込み、それを何周期か続けて、体が本来の機能を取り戻すようにする方法です。私の場合は内服で、エストロゲンを21日服用し、最後10日はプロゲステロンも一緒に服用する予定だったのですが、エストロゲン10日で断念。吐き気の副作用がつらすぎて、プロゲステロンまで到達することなく、服用をやめてしまいました。ホルモンの薬は常に吐き気との戦いです。

 

ピル服用開始

 副作用が辛いことをドクターに相談すると、「では、ピルにしましょう」と、処方されたのは、マーベロン21でした。

ピルは、女性ホルモンのエストロゲンプロゲステロンの合剤で、服用すると妊娠中と同じホルモンバランスになります。排卵が止まり、休薬期間に入ると消退出血が起こります。排卵はしませんが、子宮内膜が厚くなったり、剥がれたりと、子宮に定期的な活動をさせるために使います。

 幸いにも、処方されたピルは私に合っていたようで、副作用も軽いものですみ、不安定な体に悩まされていたことから開放され、非常に元気になったことを覚えています。定期的に生理らしくものがくるという、健康的な普通の女子になれたという安堵感がありました。

 

途中、ピルもやめようと思って、漢方を試したり、整体に行ったりもしましたが、結局、ピルの抜群の安定性と経済性に勝てず、8年くらいずっと飲んでいました。そして、将来子供は産めないなとも感じていました。

 

ピルやめました!!

そんなピルに頼り切っていた私が、ピルを飲むのをやめました。

それは、副腎疲労のことを知ったからです。

副腎疲労のドクター曰く「副腎疲労だと、ホルモンが足りないのが普通だから、生理がなくなることもある。漢方で治るよ。それよりも、ピルはビタミンB12を大量に消費するから、ビタミンバランスが狂って、余計に体の調子が悪くなるからやめた方がいいよ。カンジダ菌も増えるし

と。

卵巣の病気だと思っていたのに、まさか副腎が関係あるなんて!!

 

 ピルを全否定するつもりはなく、正しく使えばいい薬だと思います。望まない妊娠や生理が辛い女性の味方であることは間違いありません。ただし、私のように副腎疲労で無月経になっている人、カンジダ症になりやすい人にはおすすめできません。

なんでもかんでも副腎疲労のせいにするつもりはないですが、私の場合、当てはまることが多すぎたのです。多嚢胞性卵巣症候群は、インスリン耐性が良くなく、私のように炭水化物多目の食事をとりすぎていることが原因の一つでもあるようです。

 

あれ?何か体がだるい

 副腎疲労の治療のために、グルテンフリーカゼインフリーと糖質オフの食生活と続け、DHEAと漢方薬を飲んで半年ほどたったころ、少しですが体調が良くなってきていました。しかし、ある日から突然、微熱が出始め、なんだかだるいし、眠いし、異常におなかが減るし、また体調が悪くなったと思ってしばらくしたら、月経が来ました。高温期に入っていたようです。正直、今までずっと基礎体温をつけていて(ピル服用中は意味がないのでしていないが)、ガタガタのグラフしか見たことがなかったのに、みごとな二層になったのは初めてでした。

 

良くなっています!!

治療を始めて約一年、ぽつりぽつりと月経が来るようになりました。周期も30日前後になってきています。びっくりです。なんだか治ってきています。副腎が良くなってきた証拠かもしれません。

 

同じ症状で悩んでいる人にはここにも同じ人がいるということを感じてほしいし、元気な人には、こんな悩みを持った人がいるんだなって理解してもらえたら嬉しいです。

そして、無月経、生理不順で悩んでいる方、糖質オフの食事にトライしてみてくださ

い。

写真のうどんみたいな麺はこんにゃくです。糖質オフです。